近未来的なおしゃれカプセルホテル「ナインアワーズ 名古屋駅」宿泊レポ

雑記

昨秋、ちょっと用事があって名古屋に行ってきました。名駅付近で安めの宿を探したのですが、値段で選ぶと栄方面に偏りがちでちょうどいいところがなく……カプセルホテルの「ナインアワーズ 名古屋駅」に泊まることに。

カプセルホテルとだけ聞くと抵抗のある人も多いかもしれませんが(私も普通のカプセルホテルなら優先順位はネカフェ以下かな)、ナインアワーズはきれいで雰囲気も良く、若者受けもするようなイケてる場所。全盛期よりは店舗数も減ってしまいましたが、成田空港の併設店舗などが有名ですね。

シャワーで1h+睡眠で7h+出発前の身支度で1h=9hを過ごす場所というのが名前の由来。安かろう悪かろうで詰め込むためのカプセルホテルではなく、拠点として最低限必要な機能を吟味し、削ぎ落とした結果がたまたまカプセルホテルだった……というようなひと味違う作りになっています。

場所は名駅桜通口から徒歩3分。大通りから1歩入った位置でホテルのような目立つ看板もないのでやや分かりにくいですが、場所を覚えてしまえば二度目以降は非常に便利な立地だと思います。料金は安い日で一泊3,000円ぐらい。いろんな宿泊予約サイトにも出されていますが、ナインアワーズは公式サイトが一番安いので無駄金を払ってしまわないよう注意。


オンライン予約の事前決済を基本としており、フロントでは予約の確認をして館内着やタオル、歯ブラシなどのアメニティを受け取るだけ。まずはロッカーに行って荷物を整理し、アメニティと一緒に渡される館内用バッグにスマホなどの最低限のものを移してカプセルに移動する流れが基本です。

ナインアワーズは小さめのビルに入っている店舗が多いです。名古屋駅店は1Fのカフェの片隅にフロントがあり、エレベーターでシャワー/ロッカーフロア、カプセルフロア、最上階のラウンジを行き来する構造になっています。エレベーターは2基あるのですが、ラウンジ以外は男女で利用階が分かれているため、当然エレベーターも男女別の運用。実質1基しか使えないため、朝の出発スケジュールがタイトな人は要注意です。


混んでいたのであまりあちこち撮れませんでしたが、ナインアワーズは各所に施されたインフォグラフィックやグレーを中心とした無機質な色使いがどこかSFチックで近未来的。ちゃんとデザイナーを付けているのでしょうね。カプセルをうまく生かしたデザインだと思います。

実用面では、上の写真でわかるように上段・下段で横に半分ずらしてあるのがポイント。上下の騒音トラブルを減らす作りになっています。とは言っても、20人ずつぐらいに分けられた1部屋のなかでイビキがうるさい人や傍若無人にしゃべりまくる人がいたらやっぱり気になるので、ガチャ要素は排除できないのですが……。


カプセル内はこんな感じ。実はこの写真だけナインアワーズの他店舗で撮ったものですが、ユニットは共通化されているでしょうから室内の構成はまったく同じでした。枕と薄い掛け布団、ロールカーテン、調節可能な照明、コンセントが1口あります。


前半で書いたように、ナインアワーズはカプセルホテルでありながら安宿というわけではありません。その考え方が如実に現れているのがシャワー設備でしょう。名古屋駅店は2020年オープンと新しく、TOTOのウォームピラーという浴び心地にこだわった高級シャワーヘッドが設置されていました。

シャワーや洗面台の設置数も多く、よほどのピーク時でなければ埋まっていて使えないことはないでしょう。トイレはシャワー階に1個、宿泊階に各1個とナインアワーズのなかでは少なめかも。混雑云々の話でいえば、これは各店共通の問題点なのですが、ロッカールームでキャリーケースを開閉できるスペースが非常に限られています(ベンチ兼荷物台が1個だけある)。エレベーターの件もありますし、早めの行動・出発を心がけた方が良いです。


全店舗にあるわけでもないのですが、名古屋駅店は最上階にラウンジスペースがありました。開放感のあるガラス張りのスペースで、ソファに身を沈めてくつろげます。人が増えて撮れなかったのですが、夜は雰囲気のある落ち着いた照明で、これまた素敵な空間でした。

ちなみに、ナインアワーズは宿泊利用の場合は連泊でも10時~14時の間は荷物も含めて撤収しなければならないシステムです。その代わりに日帰り利用ができるのは良いところ。名古屋駅店の場合、「仮眠」「シャワーだけ」「ラウンジのデスク利用」の3パターンがあり、知っておくと穴場的に使えそうです。


1Fにはナインアワーズの受付のほか、東京・神保町の人気カフェ「GLITCH COFFEE」の分店が入っています。けっこうお高めなので(何も考えずおすすめに従ったら1杯1,000円になりました)カプセルホテルとの組み合わせはどうだろう?という気も……。

まあナインアワーズ自体決して安いわけではなく、コンパクトで機能的な都市拠点としてのカプセルホテルですから、こういうところに泊まる人は案外カフェ代は惜しまないのかも。今回はチェックイン前の時間調整として通常料金で利用しましたが、朝食セットの宿泊プランにすればお得に飲めるのでそちらがおすすめです。

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