一人焼肉の「焼肉ライク」で代替肉「NEXT大判カルビ2.0」を体験してきた

メシ

都内を中心に78店舗(2022年4月8日時点)を展開している「焼肉ライク」。一人焼肉をメインターゲットとした珍しい業態で知られていますが、もうひとつ変わっている要素があります。フードテックベンチャーのネクストミーツと組んで、代替肉をメニューに入れているのです。

他の記事でも散々書いている通り、私はサステナブルとかなんとかいう自己満足の偽善の押し付けは大嫌いなのでそれが心に響くことはないのですが、純粋に「本当に肉を再現できているのか?」っていうのは気になるじゃないですか。一回食べてみたくはなるでしょ?

意識高い系イキリ店舗に行かなくても、健康志向の対極にあるような店でむず痒くならずに気軽にそれを体験できるってのはちょっといいじゃない、ということで行ってきました。

焼肉ライクが代替肉を出し始めたのは2020年10月からなので話題としてはちょっと古いのですが、2022年に入ってから、よりリアルになったという「NEXT大判カルビ2.0」に切り替わったばかり。提携先のネクストミーツの代替肉自体がバージョンアップしたのに伴っての変更だそうで、最新技術を体感するには良いタイミングなんじゃないかなということでいまさら食べに行った次第です。

言うても焼肉屋ですから、本気で肉食べませんみたいな人がこれを目当てに食べに来ることはあまりないはず。私みたいに興味本位で手を出す人の思考を読んでか、“本物”との食べ比べセットがメインに据えられています。渡りに船とばかりに「NEXT大判カルビ2.0&匠カルビセット 200g」(1,300円)を注文しました。

肉、米、スープ、キムチというセット内容はいつもの焼肉ライクと同じ。

まず、これが本物の肉(匠カルビ)。

そしてこちらが「NEXT大判カルビ2.0」。さすがに焼く前の状態ではどう見ても生肉とは違いますね。大豆で作られた加工済みの製品なので、ちょっと温めれば食べられるぐらいの状態です。

とりあえず、フェイクとリアルを1枚ずつ焼いてみることに。

焼き上がった状態で見ると、ちょっと黄色がかって見えるぐらいでそこそこ肉っぽく見えるようになりましたね。元々茶色いので焼き時間がつかみにくいのですが、先述の通り焼かないと食べられないわけではありません。温まって焼き目が付けばOKですし、焦げやすいので本物より焼き時間は短めで良いかと。

食べ比べてみた感想としては、もちろん「すげー!どっちが本物かわかんねー!」みたいなレベルにはまだ達していませんが、条件が整えば思ったよりは肉っぽい瞬間もあるなという印象でした。カリッと焦げ目をつけて、濃いほうのタレをつけて、網から取ってすぐ熱いうちに食べると(ここ重要)、口に入れて一噛みした瞬間はけっこう肉っぽいです。

順番に説明すると、まず焦げ目がないと食感の違いが目立ち、焼きすぎると一瞬で黒焦げのおからの燃えカスみたいになるので、焼き加減が肝心。次に、調味液に浸してはあってこれが疑似肉汁のような役割を果たしてくれるのですが、豆っぽい後味を残さないためにタレにはつけたほうが自然です。そして、冷ますと魔法が解けて厚揚げに戻ってしまうので冷ましてはいけません。

あまり期待はしていなかったものの、好条件にピタッとハマった瞬間の肉っぽさには驚きました。考えてみれば大豆で肉もどきを作るという発想自体は精進料理の時代からあって新しいものではないのでしょうけれど、この令和最新精進料理ではもはや修行にならないだろうなというぐらいにはよく出来ています。面白いので機会があればぜひ試してみてください。

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