「Android 13 Beta 3」を体験してみた感想

デジモノ

例年通りに進めば、おそらくあと2,3ヶ月で「Android 13」の正式版がリリースされることでしょう。2022年2月に最初のデベロッパープレビューが公開され、その後オープンベータに移行し、執筆時点での最新バージョンは「Android 13 Beta 3」となっています。APIや諸々の挙動など、プラットフォームレベルではこのBeta 3が安定版となるようです。

今回はPixel 5の実機を用意してAndroid 13 Beta 3を触ってみました。参加方法はいつも通りで、まずはPCやタブレット、別のスマートフォンなどからAndroidベータプログラムの公式サイトにアクセス。ベータプログラムに参加したい端末と同じGoogleアカウントでログインし、Android 13 Betaを入れたい端末を指定します。

しばらくすると指定した端末に通常のアップデートと同じようにOTAでベータ版が降ってきます。何年前だったかも忘れましたが、この仕組みになってから本当にやりやすくなりましたね。ちなみに、ベータテストへの参加を中断して正式版に戻したい時もほぼ同様の手順です。

一応、この仕組みになってからはデータを削除しなくても正式版とベータ版を行き来できるのですが、個人的になんとなくそれは気持ち悪いので毎回まっさらな状態から使ってみるようにしています。

ひとまず、Android 13で何が変わったのかな?とあえて事前情報をあまり入れずに間違い探しをしてみた第一印象は……ぶっちゃけ変わんね。

昨年のAndroid 12は久しぶりに大胆なUI刷新を行った大規模なアップデートでしたから、今回はキープコンセプトで細かい手直しが中心なのかな、という印象です。

Beta 3の時点ではロック画面やホーム画面、アイコン、Material You、ダイナミックカラーなどの見た目の部分はまだ反映されていない新要素が多いので、なおさらそう感じるのでしょうね。もちろん、アプリ開発者向けの先行配信という趣旨からすれば後回しで構いませんし、最後の仕上げで乗ってくるはずです。

すごい細かい新機能でいうと、スクリーンショットを撮った時と同じように、文字列をコピーした時にも画面の左下に小窓で編集画面が出てくるようになりました……これいる??

ちなみに、ここまでのスクリーンショットで気付いた人はほぼいないと思いますが、ジェスチャー操作設定時のナビゲーションバーが以前よりも少し太く大きなものに変わっています。

Beta 3では実装されていないけれど予告済みの機能としては、たとえばロック画面からQRコードリーダーをすぐに起動できるショートカットが追加される予定。この他にも、Pixel 5では恩恵を受けられませんが、タブレットなどの大画面端末向けの変更点もあるとか。Android 12Lと13の関係がどうなっていくのかもちょっと読めないところですねぇ。

もう10年以上続いているOSですし、いまさら無意味にあれこれと付け加えるほど足りていない機能もないでしょうから、目立った変化がないこと自体はつまらないけれど悪くはないと思います、たぶん。ただ、Android 12の途中で変更された大変評判の悪い画面分割の新UI(ディスプレイ四隅の角丸処理が中央の分割部にも出るやつ)はさすがに直して欲しかったですね。あまりにもスペースの無駄かつ見苦しいので最初はミスだろうと思っていましたが、どうもあれが仕様のようで。

あとは、そうですね……今回に始まったことではありませんが、年々プライバシーだ安全だとバカ向けの過保護仕様でごちゃごちゃになっていき、分かっている人にとってはただただユーザビリティを損ねられ続けるのが本当につらい。

Android 13ではアプリの通知権限がデフォルトでは付与されず、各アプリの初回起動時にポップアップを出して許可を取るようになったのですが、すげー邪魔。百歩譲ってこれ自体は良いとしても(実際、通知を潰しておきたいアプリもありますし)、プリインストールアプリは除外してくれよと思うところ。Chrome、Gmail、YouTube……使い始めは何を開いても同じように無駄な作業を延々と挟まれて気が狂いそうになりましたね。

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