USB Type-Cで充電できるSurface互換ペン「RENAISSER Raphael 520C」レビュー

デジモノ

Microsoftの2in1 PC(じゃない機種もありますが)Surfaceシリーズには、「Surfaceペン」という専用スタイラスが用意されています。本格的にイラストを描いたりする人ならともかく、別売で1万円近くするのでメモ書き程度ではちょっと手を出しにくいオプションでもあります。

Surfaceシリーズは世界中で売られている製品ですから、Surfaceペンが高い(そして不便)と思っているのは何も日本人だけではありません。ネット上を見渡せば代用品も多数売られています。今回は、そんなSurface互換ペンの中でも良さげに見えた台湾RENAISSER社の「Raphael 520C」を買ってみました。

どことなく文房具っぽい雰囲気のパッケージを開封すると、ペン本体のほかに替え芯3本と充電用のUSB Type-Cケーブルが入っていました。

金属製で見た目は悪くありませんし、軽めで携帯性も良さそう。Surfaceの側面に装着するためのマグネットもちゃんと入っています。今回は無難にシルバーを選びましたが、Surface Laptop系に合いそうな色味のコバルトブルーやバーガンディもありますよ。

そして何が良いって、Raphael 520Cはバッテリー内蔵の充電式です。専用のケーブルなども要らず、ペンの側面にUSB Type-C端子があって直接差せばいいだけなので充電に困りません。

純正のSurfaceペンは乾電池式(新世代機向けのSurfaceスリムペンを除く)。しかも日本では極めて入手性の悪いAAAA電池を採用しているため、買いだめでもしていない限り突然電池が切れたら詰みです。“単6電池”という人もいますがそれは俗称で、JIS規格では単5までしか規定されていないんですよ。そりゃ売ってないわけです。

筆圧検知や傾き検知にもちゃんと対応していて、書き心地は至ってまともでした。あらかじめペンに装着されている芯は、滑りすぎず適度に止まる感じで書きやすいです。

ただ、替え芯が3本も付いていることにぬか喜びしてはいけません。初期装備の優秀な芯をもう3本くれるわけではなく、替え芯はオールプラスチックでつるつる滑るのでダメダメです。

うちにはWindows 11環境として持っている初代Surface Goがあるのですが(11が嫌でメイン機は10のままなので)、このペンを買った目的はもうひとつ。Lenovo Tab P11 Proでも使いたかったんですよね。

Lenovo Tab P11 Proそのもののペン方式はスペックシートには書かれておらず、純正ペン(Lenovo Precision Pen 2)の仕様を見るとAESっぽいのに、他のAESペンを試してみると使えないから仕様表記に間違いがあるんじゃないか……と言われています。

いかにもLenovoクオリティという感じのいい加減さを感じるエピソードはさておき、「とりあえずSurfaceペンは使えるらしい」ということで、じゃあこれも使えるだろとRaphael 520Cを買ってみた次第です。結論としては、やはりRaphael 520CもLenovo Tab P11 Proで問題なく使えました。

話を戻すと、Raphael 520CはSurfaceペンの半分以下の価格(3,000円台)で買えて書き心地もまずまず、そしてマイナー乾電池の悩みから解放されてUSB Type-Cで普通に充電できるという理想的な互換ペンです。Surfaceシリーズを持っているけれど高価な純正ペンを買うほどではない、という人は持っておいて損はないと思いますよ。

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