新型「シビック タイプR」発表直後にHonda ウエルカムプラザ青山で見てきた

ノリモノ

7月21日の11時に、新型「シビック タイプR」のワールドプレミアがありました。カモフラージュラッピングを施した状態とはいえ鈴鹿やニュルのタイムアタック動画で姿はチラ見せされていましたし、なんとなくどんな物が出てくるのかは誰もが想像できていたとはいえ、それでもこういう車のお披露目はワクワクするものです。

このブログでは過去にノーマルのFL系シビックの試乗記も載せている通り、個人的には素直に今欲しい車のひとつです。予算的にタイプRには絶対手が届かないと思いますが(21日時点では価格やスペックはまだ発表されていませんが、きっと500万円ぐらいでしょう)、生で一度見ておきたいな……と思っていたら、ワールドプレミア直後の15時から早速「Honda ウエルカムプラザ青山」で展示されるというではありませんか。

そんなわけで、仕事を中抜けしてド平日の昼間にわざわざ青山まで行ってきましたよ。

ほぼ15時ちょうどにHonda ウエルカムプラザ青山に到着。数十人の列が形成されていたので、ひとまず開場まで並んでみます。

この日の展示車両は新型シビック尽くしで、屋外には紅白のノーマルガソリン車が1台ずつ、館内に入ると青色のe:HEVがあり、一番奥に初公開のタイプRが鎮座していました。

平日の昼間とはいえ、さすがに注目度も高く、なかなかの盛況ぶり。土日に行くつもりの人はそれなりに覚悟しておいた方が良いかもしれません。混んでいること自体は嬉しくはありませんが、モーターショーのブースを歩いている時のような活気を思い出して少し気分が高まりました。

先述の通り、ワールドプレミアと言っても21日時点ではスペックの大部分と価格は未公表なので、ほぼ内外装のベールが脱がれた程度なんですよね。第一印象としては、ノーマルの時点でも感じたことですが、タイプRもやはり先代(FK8)のゴテゴテした感じが無くなって、スラッとした下品すぎないスタイルですよね。私はこの方が好きです。

ノーマル(青)とフロントフェイスを比較できる写真を撮ってきました。グリルの開口部は当然大きくなっていますが、フォグライトとその装飾が無くなって、むしろシンプルになったように感じる部分もあります。視覚的にうるさいわけではないのには気迫は感じられる、良いデザインだと思います。

まだ具体的な数値は出ていないはずですが、ノーマルよりワイド化されているのは確実。リアドアの下の方には飛び石防止の保護フィルムが貼られているのも確認できたので、より起伏のあるスタイルになっているはずです。しかし、いかにも後付けしました!という感じのオーバーフェンダーではなくキレイにまとまっているので、一見ノーマルとそれほどフォルムは変わらないように思えます。

ホイールはFK8の20インチから19インチにインチダウン。見せる車ではなく走る車ですから、過度に大きなホイールサイズよりは歓迎したいところです。専用ホイールの奥からは当然のように赤いブレンボキャリパーが覗いていますね。展示車に装着されているタイヤはミシュランのパイロットスポーツ4Sでした。

FLシビックはクーペ風のリアのスタイルが美しいなと前々から思っていましたが、タイプRになって空力パーツが付け足されても破綻した印象はなくひと安心。大きなウイングとリアディフューザー、3本出しのマフラー。ホットモデルであることが一目瞭然です。

ちなみに、この大きなウイングはそれなりにバックミラーには入ってきました。ウイングから下が実質的な後方視界になる感じですかね。

さて、発表当日のHonda ウエルカムプラザ青山では基本的に外から眺めるだけ……なのですが、早い物勝ちの整理券を手に入れられれば運転席・助手席への乗り込み体験ができました。運良く枠に入れたので、内装の感想もお伝えしましょう。

ダッシュボードやインパネは基本的にノーマルと大きく変わらず、左右に貫くハニカムメッシュや個性的なスティック型のエアコン吹出口つまみなど、見覚えのあるものです。しかし、真っ赤なシートから足元までを見渡すと、どう見ても普通の車ではありません。

なお、今回は起動できませんでしたが、メーターはフルデジタルの様子。ただし、画面上部の枠外には横一列に並ぶ謎の丸があったので、おそらくレース用メーターのような大まかなエンジン回転数とシフトタイミングを知らせるインジケーターがあるのではないかと思います。

シフトノブは当然のごとく、直射日光で加熱して夏は持てなくなるであろう金属むき出しのアレ。今回はお触り禁止なのでシフトレバーの操作感は不明です。

運転席と助手席には真っ赤なセミバケットシート。このシートをはじめとして、ステアリングやドアの内張り、コンソールボックスのフタなど、手に触れる部分の大半がアルカンターラ?ウルトラスエード?あの手の素材で覆われていました。

ノーマルでは「内装のデザインのセンスは良くなったけど、素材の安っぽさはまだまだ“エンジン屋”でボディや内装は二の次のホンダ車だなぁ」と思うところがありましたが、素材の暴力でだいぶ良くなりました。エスカレートした価格帯相応の高級感があり、大人のスポーツカーという雰囲気です。

エンジンルームは開けられませんでしたが、リアハッチは開けていいよとのことで。まあ、ここはノーマルと同じですね。実用性も下がっていないのは良いことです。

ショールームの片隅にはひっそりと、セイコー・アストロンと新型シビックタイプRのコラボモデルも展示されていました。デカデカとロゴが入っているようないかにもな感じではないのが中々良いんじゃないでしょうか(この系統で言えばフェアレディZのシチズン・アテッサも良かったと思います)。今冬発売予定だというトミカもありましたよ。

こちらは乗り込み体験の参加者限定で配布された素敵なお土産。実車の助手席側の内装に付いているシリアルプレートをモチーフにしたステッカーです。「R-00000」は展示車もこのダミー番号だったので分かりますが、下の「R-0223120」は何の番号なんでしょうね?

正直私なんぞに手の届くようなお値段の車ではないので、あれこれ言ったところでなんですが、まぁ~良いですよね。こんな時代なのでいつまで新車で売り続けられるのかは読めませんが、これが新車で買えるうちに一山当てられたら、その時はぜひ札束を叩きつけたいものです。

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