2月ぐらいからメインシューズとして酷使しているTIGER ALLYのインソールがダメになってきたので社外品に交換しました。そもそもこの靴のインソールは外せないと思っていたのでその辺の話をしつつ、入れ替えたインソールの感想も記しておきます。
TIGER ALLYのインソール、実は外せる
ここ数年、基本的にオンオフ問わずオニツカタイガーのスニーカーばかり履いていて、最近は主にTIGER ALLYというモデルを使っています。70年代のトレイルランニングシューズが元ネタで、普遍的なルックスと抜群の履き心地、それでいて通常モデルなら14,300円という、とりあえずこれを買っておけば間違いないやつです。
今履いているグレーのTIGER ALLYは2月頃に買ったもので(ALLY自体は何度かリピート購入しています)、ほぼローテせずにこればかり使っていた時期もあったりで早くもお疲れ気味。なんとなく違和感があって内側を見たら、もうインソールの一部が貫通してしまっていてこれは限界だな……と。
アウトソールより先にインソールが終わったのは個人的に初めてのケースだったのであまり意識したことはなかったのですが、TIGER ALLYのインソールは「接着されているので取り外し不可」ということになっています。
でも、どうせこのままではもう履けないんだから物は試しでやってみようぜ、とトライしたら意外とあっさり剥がせちゃいました。接着されているのは実はカカト部分だけなので、つま先側を先に引き出してから心を鬼にして引っ張ればなんとかなります。ただし、インソールの青いウレタン?スポンジ?がちょっと本体に残ってしまいますけどね。
あ、もちろん自己責任でね。新品でやるのはオススメしません。
サポーティブリバウンドインソール(RCP280)に交換
交換用に買ってきたのは、ニューバランスのサポーティブリバウンドインソール(RCP280)。これ、ちょっと気になってたんですよね。
公式通販で買おうとすると2,000円ぐらいのものに600円ぐらい送料がかかってもったいなかったので、わざわざ新宿のグレーコンセプトストアという旗艦店まで行って買ってきましたよ(Amazonで買えばいい話なんですけど、すぐに欲しくて)。
こんなところでインソールだけ買って、しかも他社のスニーカーに入れるつもりだなんて恐縮というか刺されそうですが、ニューバランスは元々は矯正靴とアーチサポートインソールの会社ですし、きっと許してくれると信じておきましょう。
話を戻すと、サポーティブリバウンドインソールは公式の商品説明によれば「反発性に優れたEVA素材、衝撃吸収に優れた踵のクッション、さらに中足部から踵部への保護性を高めたランニングインソール」とのこと。ランニング用から普段履きまで使える衝撃吸収性の良いインソールといったところでしょうか。
裏面はいかにも高機能インソールって感じの派手な見た目ですが、ここは一度入れてしまえば見えないので無問題。表面はニューバランスらしいグレーなので、割と何にでも合わせやすそうです。
一般的なインソールと同様に、端を切ってサイズを微調整して使います。元のインソールを付属の型紙に当てて採寸し、それに合わせて新しいインソールを切っていくとスムーズでしょう。
ただ、立体的な形状のインソールなので6段階のサイズに分けて販売されており、大きなインソールをバッサリ切って合わせるということは基本的にしなくて良い……というか、おそらく形状的にできないと思います。購入時点でちゃんとサイズを考えておきましょう。
ちなみに私は26.5cmのTIGER ALLYにLサイズ(26-27cm)のサポーティブリバウンドインソールという組み合わせですが、奇跡的にシンデレラフィットしたので切らずにそのまま使っています。裏を返せば27cmのTIGER ALLYだったら26-27cm用のLサイズでは合わなかった可能性があり、サポーティブリバウンドインソールの対象サイズがピンポイントすぎて他社のスニーカーに入れる場合はサイズ選びが結構難しいのかも。まぁアンオフィシャルな使い方ですから、くれぐれもそれで文句を言ったりしないように。
オニツカタイガー×ニューバランスの禁断の組み合わせで半日歩いてみた感想としては、これ結構いいですよ。もちろん、TIGER ALLYは素性が良いのでわざわざ新品のインソールを引っ剥がしてまでやるべきとはまったく思いませんが、性能アップは体感できました。今回のようにインソールを入れ替えて延命したい場合には選ぶ価値ありですね。
かかとの別パーツによるクッション効いていますし、内側が盛り上がっていてちょっとアーチサポートっぽい機能が入っているのも良い感じ。機会があれば他のスニーカーにも入れてみようと思います。