【東京・高田馬場】「なりくら」でユニークな“白いとんかつ”を味わう

メシ

「たまには良いとんかつでも食べたいな」と思って、とんかつ激戦区の高田馬場へ。何度か行ったことがある「ひなた」で良いかとも思いつつ、せっかく来たのでまだ知らないところに行ってみようかと情報を漁り、気になるお店を見つけました。

こちらは高田馬場駅の東側、坂を上って3分ほどのところにある「とんかつ なりくら」さん。Googleマップや食べログのレビュー写真を軽く眺めた時点で明らかに“普通じゃない”とんかつに目を奪われ、今日はここだと即決しました。

ちなみに、訪問したタイミングは平日の11時半ごろ(※11時開店)。冒頭でも触れたようにこの辺りはとんかつ激戦区で有名店がたくさんあるのですが、この店も含めて名の通る店はめちゃめちゃ待つことになる場合が多いので開店直後がベストです。カウンター5席、テーブル席は4人掛け×2と2人掛け×1という小さなお店ですから、私ももう一歩遅かったら並びでした。

実はこの場所、元々は漢字の「成蔵」というミシュラン掲載歴持ちの名店があったそう。その大将は南阿佐ヶ谷にお店を移し、旧店舗はお弟子さんによるひらがなの「なりくら」を構えました。その二代目店主は昨年に地元の群馬に帰られて「かつひろ」というまた別のとんかつ屋を開いたということで、なりくらはまた別の方にバトンタッチされて三代目になっています。

豚の銘柄が選べて、訪問時点では「雪室熟成豚」「越乃黄金豚」「米澤豚一番育ち」があり、それぞれロースやヒレ、リブロースといった部位が選べました。今回は、雪室熟成豚のロースかつ定食(2,400円)にしました。

ここの特徴はなんと言っても「白いとんかつ」ということ。この写真だとまだ黄色っぽく見えているぐらいで、生で見るともっと白っぽいです。一般的な揚げ物よりもずっと低めの温度でじっくりと、無駄なく中まで均一に火が通るような絶妙な加減で揚げられているから、ということのようです。

粗めのパン粉を使った衣は一見ザクザクしていそうにも見えますが、ふわふわというかスッと溶けていきます。衣が過度に主張せず、お肉が羽衣をまとっているような感じで、ブランド豚の味わいに集中できます。

雪室熟成豚は新潟県産豚を越後魚沼の雪室でゆっくり熟成させたもので、しっとり感と柔らかさが特徴だそう。急激な変化を与えずに上質な肉の良さを残す揚げ方のおかげもあって非常にやわらかく、脂の甘味もよく感じられました。

ひとつだけ惜しまれる点は、この提供形態だとせっかくのふわふわの衣が後半はキャベツの水気でベチャベチャになってしまうことですね。網皿があったら完璧なのになと思いました。

完全予約制の本店にもぜひ行ってみたい……たまに予約なしで入れる日があるようなので、情報をチェックしてみるといいかも。

個人的オススメ度

☆☆☆☆★:これはすごい。肉料理!というよりは繊細さを味わう芸術寄り。

店舗情報

店名:とんかつ なりくら
場所:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-32-11
営業時間:11:00~14:00 / 17:00~19:30
定休日:月曜日、木曜日

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