やっぱりコレだよね。「ThinkPadトラックポイントキーボードII」をおかわり

デジモノ

自宅用のメインキーボードを更新しました。今回購入したのは、Lenovoの「ThinkPadトラックポイントキーボードII」(以下、TPKB2)。

……えぇ、新しく買ったとは言ってもまったく同じ物を元々使っており、ダメになったので同じ物を買い直しただけです。

(ご存知ない方がこの記事にたどり着く可能性は限りなく低いと思いますが)一応ご存知ない方のために説明しておくと、TPKB2はThinkPadシリーズのノートPCからキーボード部分のみを切り出したような製品。基本的に直販のみの扱いで、価格は14,980円です。

近年はいろいろとケチがつけられる要素もあるとはいえ、数あるノートPCの中でもトップクラスの優れた打鍵感と操作性を誇るThinkPadのユーザビリティを、外部モニターを使ったクラムシェルモード運用やデスクトップPC、あるいは他社のノートPCでも変わらず味わえる逸品。ThinkPad特有の赤ポッチ(トラックポイント)もしっかり搭載されています。

TPKB2は2020年に発売されたばかりの比較的新しい(?)製品ですが、この手の「ThinkPadのキーボード部分だけ」の物はLenovoになる前のIBM時代からラインナップされており、私も長く売られていた先代モデル(2013年~2020年にかけて販売)からの付き合いです。

もちろん待望の新型だったTPKB2も発売後すぐに(供給不足に大変待たされながら)購入して愛用していたのですが、どうも通信周りがダメになってきた感じ。他のキーボード(G913 TKLとか)も家に転がってはいるのでしばらく買い直さず誤魔化していたものの、やはりTPKB2の代わりにはならないので渋々再購入しました。メカニカルだ静電容量だってのも嫌いじゃないんですが、なんだかんだこれが一番手に馴染んでいて効率良く打てるんですよね。

中身の構造はともかくキートップやボディはとてもこの値段とは思えないチープな質感ですし、有線モデルとBluetoothモデルに分かれていた先代と違ってTPKB2はBluetooth/独自無線(専用ドングル)のハイブリッド方式に一本化されたせいで余計に高くなっていたりと、正直これしかないから買ってるだけであまり納得して買ってはいないんですよ。+1万でX1相当の高級路線にするか、8,000円ぐらいで有線オンリーにするかの選択肢があったら嬉しいんですが、まあそんなに数売れる製品とも思えませんし、バリエーションが増える可能性は極めて低いでしょうね。

1.5万も出して同じ物をおかわりするなら、同カテゴリーの期待の新星「FMV Mobile Keyboard」(19,800円)に行ってみようかとも思ったのですが、あれはあれでBluetoothキーボードとしての挙動にクセがあり、特にiOSよりAndroid寄りな人間としてはちょっと不都合がありそうだったので断念。

あと、裏面全体が滑り止めになっているので汚れまくりそうなこともちょっと気になったり……ただ、トータルとしてはTPKB2ユーザーから見ても魅力的な製品だとは思っているので(質感はTPKB2より断然良いですし、有線接続もできますし)一発限りのアニバーサリーモデルで終わらず次があるとしたらいつか使ってみたいです。

私がThinkPadの単品キーボードを長く愛用している理由は、まず優れた打鍵感とコンパクトにまとまったキーレイアウト、そしてほぼフラットにできるという3点の特徴からくる操作性の良さ。そして、メインのポインティングデバイスとしては親指トラックボールを使い続けているので、そちらとの相性の良さも評価しています。

最近はゲーム方面のトレンドで70%だ60%だとコンパクトに詰め込んだキーボードも増えてきてはいますが、それでも右端にEnterが来ない製品も意外と多いんですよね。私は基本的に手の移動距離を減らすためにキーボードのすぐ右隣にトラックボールを置いていて、TPKB2やHHKBだとキーボードに手を戻さずにトラックボール側から親指を伸ばしてEnterキーを押せるのが意外と便利だったり。

別途マウスやトラックボールを置くならトラックポイント付きキーボードの意味が無いんじゃないかって?そうじゃないんですよ。

確かに、これひとつを繋ぐだけでコマンド入力からカーソル操作まで済むというのはTPKB2の強みで、サーバー機の設定やデスクトップPCのセットアップなどには良いと思います。ただ、他のポインティングデバイスを使う前提でサブとしてトラックポイントがあるというだけでも、案外手放せないほどのメリットになり得ます。

文字入力中の他の段落へのカーソル移動や絵文字パッドのような、わざわざトラックボール(マウス)に右手を伸ばすほどじゃないけどカーソルキーをカチカチ連打するのもそれはそれで馬鹿らしい……というスキマ的な操作に役立ちますし、電話中やメモ書きをしながらなど、片手でPCを参照したい時にも便利です。

使っている時は「あれ?全然トラックポイント使ってなくね?これ本当にいる?」と冷静になる瞬間もあるのですが、いざトラックポイントのない普通のキーボードに置き換えてみると、とっさにG/H/Bキーの間に指を伸ばして「コレ出来ないんだった、不便だなぁ」と思い始めるので不思議なものです。特殊ハードには慣れない方が幸せなのかもしれません。

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