WiMAX +5Gホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」レビュー

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思うところがあって、WiMAX +5Gのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」を白ロムで買ってきました。2021年6月に発売された機種で後継機(L12)も出ているので今更かもしれませんがお付き合いください。

X11を持っているのにL11を買った理由

そもそも私はモバイルルーターの「Speed Wi-Fi 5G X11」でWiMAX +5G回線を利用しており、X11があまりにも酷い出来で実用に耐えなかったので(発熱、電池持ちetc…)もう少しマシな機種を中古で拾ってくるか……というのが購入の経緯。幸い、WiMAX系ルーターの中古相場はどの機種も非常に安く、意外と流通量もあるため選び放題。今回はじゃんぱらでL11の未使用品を8,980円で購入しました。

執筆時点でWiMAX +5Gに対応してるルーターは「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」「Speed Wi-Fi 5G X11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の4機種(モバイルルーター/ホームルーター各2機種)があります。X11はダメダメだった、L12もX11と同世代・同メーカーのNECプラットフォームズ製だから避けたい……となると、残る選択肢はGalaxyのモバイルルーターかZTEのホームルーター(L11)です。すっかり定着した感のあるWiMAX系のホームルーターをまだ使ったことがなく、使用感を試してみたかったということもあってL11を選びました。

WiMAX +5GルーターのSIM差し替えの注意点

新たに回線契約を結んだわけではなく手持ちのルーターからのSIM差し替え、と当然のように話を進めていますが、実はちょっと注意点もあります。WiMAX +5GのSIM差し替えはどの組み合わせでも許可されているわけではないのです。

モバイルルータープランで契約(回線セットで購入する端末としてモバイルルーターを選ぶ)→ホームルーターを白ロムで用意してSIM差し替え、はOK。逆にホームルータープランを契約してモバイルルーターにSIMを差し替えることはできません。1回線で「普段はホームルーターを使い、旅行や出張の時だけモバイルルーターにSIMを入れ替えて持ち出す」みたいな使い方をしたい人は、買う順番を間違えるとできなくなっちゃうよ、ってことですね。

ただし、競合のhome 5G(NTTドコモ)やSoftBank Airとは違い、UQのホームルーターには契約住所でしか使えないという縛りはなく、自由に移動させられます。このため、ホテルなどの電源を確保できる場所でしか使わない想定であれば、そもそもSIMの入れ替えをするまでもなくホームルーターを旅先に持っていくという選択肢もあり得ます(荷物がかさばるのを許容できるなら)。

「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の評価

Speed Wi-Fi HOME 5G L11は長円形の断面をしたスリムな本体形状で、サイズは幅70mm×高さ182mm×奥行124mm、重さは約599g。円筒形だったWiMAX 2+時代のホームルーターと比べると、体積は増していますが薄い分だけ設置スペースの自由度は高そうです。

無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6)、有線LANは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応(2ポート)。SIMはnanoSIM。Wi-Fiの同時接続台数が最大30台と多いのがモバイルルーターとの分かりやすい違いで、スマート家電など一般家庭でもWi-Fiに繋がる機器が意外と増えがちな現代ではそれなりに重要な差になる場合もあるかと。

モバイルルーターとホームルーターの性能差として、本体サイズの違いから来るアンテナ設計の違いで(電波の入りがあまり良くない場所では特に)実効速度に差が付くなんて話も少なからず聞きますが、私の自宅では残念ながらほぼ差が付きませんでした。

あとは安定性なんかもホームルーターのメリット……のはずだったんですが、これイマイチですね。なぜかWAN側の接続が突然切断される(スマホやPCとルーターの間のLAN接続は生きてるけどその先が死んでる)ことがよくあり、1日1回は再起動させています。またダメルーターかよ……とガッカリ。

WiMAX +5Gのルーターは選択肢が少ない割に問題児が多いのがつらいですね。これもオススメできないとなると、現状選べる4機種のなかである程度まともに使えそうなのはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiだけかも。



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