【東京・錦糸町】駅ビルにできた「虎視担々」の担々麺がかなり良かった!

グルメ

ちょっと用事があって錦糸町に行き、待ち合わせまで時間があったので飯にするか……と周辺のお店を探してみると、7月6日にオープンしたばかりだという新しい担々麺屋を発見。これは行ってみなくては。

「虎視担々」というお店で、錦糸町駅北口の駅ビル「TERMINA2」(テルミナ2)のレストラン街「テルミナ ダイナー」の右奥のほうにあります。

できたばかりの新店だけあって、店内はとてもきれいなアジアンカフェ風。土曜日20時前の入店で、到着時点ではガラ空きで大丈夫か?と一瞬思いましたが、料理を待っているうちにどんどんお客さんが来て半分強は埋まっているという感じに。たまたまタイミングが良かっただけのようで一安心。

メニューは「担々麺」「麻辣担々麺」「麻婆豆腐」の3つに大別されており、担々麺はそれぞれに汁なしやトッピング付きの豪華版もあります。このほか、メニューの裏面を見ると点心なども充実しており、時間的に飲み利用のお客さんも多そうでした。

担々麺と麻辣担々麺にどれぐらいの違いがあるのかはわかりませんが、痛覚が壊れている食べ慣れている人はたぶんとりあえず麻辣にしておけばいいんでしょ、と「焼豚と味付卵の麻辣担々麺」(1,298円)を注文しました。

結論から言えば、トッピングに差額分の価値はあるとは思うものの、特筆すべき点はそこではないので素の麺メニュー(担々麺、汁なし麻辣担々麺、麻辣担々麺の3択)を選んでおけば良い気がします。盛るとそこそこ値段行っちゃいますしね。

麺を待っている間に、自分でするタイプのゴマが出てきました。たまにこういうのありますよね、時間も潰せるし楽しいので割と好きです。

ゴマをすりつつ卓上を観察すると、置かれている調味料は「香り」「痺れ」とだけ書かれた2種類の花椒のみ。別途お願いすれば黒酢、楊枝、紙エプロンがもらえます。

注文から7,8分で着丼。本来はパクチーが入っているそうで、注文時に確認がありました。今回は冒頭に書いたとおり待ち合わせ中のため抜いてもらったので、本来の姿での評価ではない点はご容赦を。

担々麺好きとはいえ基本的には汁なし派で、今回は本当にたまたまぼけーっとメニューを見て汁なしの存在に気付かず珍しく初手で汁ありを注文したのですが、大正解でした。

ぶっちゃけ汁ありの担々麺によくある細麺にあまりポジティブな印象を抱いておらず、パッとしないのが多いと思っているのですが、これは麺の存在感がすごい。裏を返せば、典型的な汁あり担々麺の麺(つるっとしたのどごしだけでほぼ味に影響しないそうめんのような脇役型)とは真逆なので、スタンダードを望むなら不向きかも。香りと風味が強く、細麺でありながら主役を張れる麺です。

スープは良質なスパイスで構成されたあっさりしながらも深みのあるもので、これまたハイレベル。トータルでかなり良い一杯でした。今行くべき担々麺の新店はここだと勝手にオススメしておきます。

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